ナノテクブームの立役者である川合都知二教授を擁する大阪大学

ナノサイエンス・ナノテクノロジーの教育研究の推進体制のあり方などを検討する専門のワーキングを設置した大阪大学では、「部局の枠を超えて研究を推進することが必要で、そのためには全額的な研究推進体制を構築することが求められる」との提言を受け、全額横断的な組織として「大阪大学ナノサイエンス・ナノテクノロジー研究推進機構」を発足させました。

ブームの立役者である川合教授を擁する

さらに萌芽的・学際的研究を育成するため、同機構を長期目標・長期計画の策定、それに沿った教育研究の推進と組織化を積極的に企画・実施する権限を有する総長直属の機関として機能させることなりました。

そしてその下部組織として実行機関である企画推進室を設置し、大学全体としてナノサイエンス・ナノテクノロジー教育研究を組織的・戦略的に統括することにしたのです。

現在、情報通信、ライフサイエンス、環境、材料の4つの分野において、部局の枠を超えた研究が進められています。各分野の研究は、目標別に「5〜10年後の実用化・産業化を目指す」、「10〜20年先まで展望した」、「個人の独創性を重視した」研究などに分かれています。

大阪大学は、今日のナノテクブームの立役者ともいえる川合教授が有名で、自身の研究のかたわら、著書や公園を通じてなのテクノ啓蒙活動を精力的に進めており、国内のナノテク研究者の知名度ではナンバーワンとなっています。

同教授は「機能調和材料・デバイスの科学」、「バイオ分子デバイスへの科学」を主な研究課題としており、通常は実現不可能な構造や機能を持つ物質や材料を人工的に作り出し、それをさまざまなデバイスに応用することを目指しています。